2019年9月12日木曜日

最近調べたこと:インピーダンスとダイレクトボックス

前回ケーブル・コネクタについて調べたので次はインピーダンス。

インピーダンス

インピーダンスとは抵抗のことで、機器の入力と出力それぞれにある。
単位はΩ(オーム)。理科でやったアレ。
ハイインピーダンス、ローインピーダンスのように高い低いがある。
それぞれの特徴はとりあえず置いといて

基本は「ロー出しハイ受け」

なので音響機器の入力はハイインピーダンスになっている。
FireFaceUCの入力インピーダンスは10kΩ(入力3~8)

うちの電子ピアノ(Roland HP207)の出力インピーダンスはいくつかなーと思って
説明書を見てみたら

書いてない

調べたらヤマハの電子ピアノの出力インピーダンスが600Ωだからたぶんそれくらい。

ちなみにFireFaceUCのヘッドホン出力が10Ωで
うちのヘッドホン(ATH-M30)が65Ω
うちには無いけど、ハイインピーダンスのヘッドホンだと
抵抗が高い分、必要な電圧も高くなるのでヘッドホンアンプが必要になる、と。

このあたりまでは「ロー出しハイ受け」になっているが、
気をつけないといけないのがギターやベース。
ギターやベースは数100kΩでかなり高め。
なのでエフェクターやダイレクトボックスを通して
インピーダンスを下げる必要がある。

Hi-Z

オーディオインターフェイスにはギター・ベースを直接挿せるように
「Hi-Z」というのがある。
Hi-Z入力端子が個別についてたり、スイッチで切り替えたりする。
Hi-Zにするとギター・ベースよりインピーダンスが高くなる。

FireFaceUCには「Hi-Z」という表記はないけど
入力3/4で「Inst.」にすると(TotalMix上の設定)
10kΩ→470kΩになって直接挿せるようになる。
(UCXには「Hi-Z」の表記があるのでただ書いてないだけ?)

ダイレクトボックス

インピーダンスの次はダイレクトボックス(=DI)
主な使用目的はインピーダンスを下げることと
TS(シールド)をXLR(マイクケーブル)に変換することだ。
前回のケーブルの話で出たようにXLRは平衡回路なので、
楽器と機材が離れていてもXLRに変換することでノイズに強くなる。
ライブでエレアコでよく使う。

ダイレクトボックスというのがこれ
BOSS ( ボス ) / DI-1 ダイレクトボックス→Amazon

高い

そしてうちにあるのがこれ
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / ZXP221→Amazon

特に何も考えずにケーブルを変換したくて買ったんだけど
インピーダンスを600Ωに落としてくれるものだった。
ダイレクトボックスとの違いは出入口が1つずつで電源がないことかな?
次はこれをギターで実際に試してみようか

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