2025年6月11日水曜日

Roland RD-08の使用感

新ピアノを購入しました!(前回→電子ピアノ(Roland HP207)分解記録
新ピアノ(Roland RD-08)の紹介
RD-88の廉価版。見た目はほぼ同じでボタンの数が少ない。
鍵盤は象牙調PHA-4スタンダード。スピーカー付き。
ペダルは3つ刺さる。(付属してるのは小さいスイッチペダルのみ)
ホイールが2つ。つまみが4つ。
USBでPCと接続するとMIDI鍵盤、MIDI音源として使える。
重さは13.5kg。背負うには重い。(よく持ち運ぶJUNO-Dが5kg)
有償アップデートで機能が増える。


台は前回作ったテーブルを使用。
ペダルは3連のものを購入。(RPU-3→Amazon)
カバーは食器棚シートを利用。

RD-08の使用感
・物理
鍵盤が深くて重い感じがする。トリルや連打の感覚が以前と違う。
グリッサンドも鳴らしにくい。
激しいスタッカートなどで鍵盤が跳ねやすく意図しない演奏になることがある。
本体の大きさの影響か打鍵音は小さい。
音量を最大にしてスピーカーから出してもアップライトより全然小さい。
・中身
つまみでステレオ感などが調整できる。
ドラムセットがない。
音色の同時使用は演奏も再生も3パートまで。
なのでMIDIで作られた楽曲が再生できない。
MIDI音源としては使えるが数値と音色は公式ページのサポート欄にあるサウンドリストを参照する必要がある。(JUNO-DにはCakewalk用リストがあって音色が簡単に選べる。RD-08にも欲しい)
・ピアノ音源
音が他の音色よりでかめ。ダイナミクスが特徴的でちょっと慣れが必要かも。
シンパセティックレゾナンス(アリコート)の効き方がヘッドホンで聞くと特に顕著で、ペダルの有無でかなり差が出る。なので数値を半分にした。
低音がすごく響く。
・その他の音源
音色ごとの音量差が激しい。
音色の選び方が微妙で、ボタンごとに分類されているが番号は地続きになっていて
各ボタンの音色を選んでいるときに隣の分類の音色に移動してしまうことが多い。

総評
据え置きと比べるとステージ用に特化した製品だなという印象。
音はすごい良いが、気のせいか鍵盤がちょっとガタつく感じがする。
センサーの精度は上がっているので激しい演奏より表現豊かな演奏に向いていると思われる。
RD-88(約15万)買うならこっち(約10万)でいいかな、という感じ。
上位の鍵盤となるとRD-2000(約25万)となるので、そのへんと比べると手頃。

もし、足つきの電子ピアノ据え置きタイプを買う場合は背面が隠れないタイプがおすすめです。
掃除や配線が楽ちんなのと、後ろに物を落とすことが割とありますw

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